2024年2月の視覚障害者のつどい

2月のつどい(避難訓練、災害について)

皆様こんにちは。
視覚障害当事者相談員の中村です。
2024年2月のつどいも、14日は10名、15日は26名、合計36名の当事者の方にご参加いただき行うことができました。
今回の自己紹介では、お名前、お住いの区の後に最寄りの避難所や災害時に備えて用意しているグッズについて話していただきました。
最寄りの避難所をご存じの方は半数を超えていましたが、避難所に行くのが難しいので自宅に残りたいと思われている方が多かったのは印象的でした。災害時に備えて用意しているグッズとして、白杖、ヘルメット、靴、キャッシュカード、水、非常持ち出し袋、スプーン等々、皆さんそれぞれ用意されているようでした。

情報提供コーナーでは
①  自助グループあいフレンズ北九州
2月8日、バスハイクで宗像道の駅、鎮國寺に行かれたそうです。
3月7日、「ウェルとばた」で定例会。音声体重計のマニュアルより抜粋しての勉強会を行われるそうです。
② プラザからの情報提供
西部障害者福祉会館や東部障害者福祉会館で行われるイベントの紹介を行いました。

その後、日本点字図書館でも販売されている「体操ブーブー」(ぶたのマスコット人形で鼻を押すとラジオ体操第1が流れる、税込み1,830円)を利用して体操を行いました。

続いてメインの避難訓練や災害時についての情報提供。
14日の水曜日は、コムシティ5階から3階まで非常階段で降りてペデストリアンデッキまで避難する訓練を行いました。階段が暗く、不安感を持って移動されている方が多かったようでした。
意見交換でも、非常階段が暗く、階段の始めに行く所が不安だったというご意見が出ていました。ライトを常備する等、今後の参考になる訓練でした。

15日の木曜日の避難訓練では、アシスト21の6階で今年度から、つどいが開催されるようになりましたので、改めて6階フロアのイメージ作りと実際に通路を西から東に歩き、距離感や状況を実感していただきました。

その後、ロービジョン学会が配布している災害時に備えてのリーフレットの紹介を行いました。

3月のつどいは、13日の水曜日にコムシティで、14日の木曜日にアシスト21で、どちらの会場も13時から15時まで行います。内容は、今年度の振り返りと来年度に向けての意見交換です。

なお、参加は事前の予約が必要です。
つどいも含め、ご相談、ご質問等ありましたら、視覚障害者支援グループ担当までお気軽にご連絡ください。

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