2024年1月の視覚障害者のつどい

2024年1月のつどい(懇話会)

皆様こんにちは。
視覚障害当事者相談員の中村です。
2024年1月のつどいも、17日は10名、18日は26名、合計36名の当事者の方にご参加いただきました。
今回の自己紹介では、お名前、お住いの区の後に雨の日の外出について話していただきました。
雨の日はなるべく外出しないという方が多かったです。また17日のコムシティのつどいではレインコートを利用されている方がほとんどで、18日のアシスト21でのつどいは傘を利用されている方がほとんどと分かれました。タクシーを利用して移動する方もいらっしゃいました。
傘もヘルパーさんに一緒に入れてもらう、大きめの傘を利用する、日本点字図書館でも販売されているツインアンブレラを利用する。エコバッグ、傘、バケツにもなるふろしきを使われているという方もいらっしゃいました。

情報提供コーナーでは
① 自助グループあいフレンズ北九州
1月11日、「ウェルとばた」で定例会を行われたそうです。1問1答で一人ずつ質問を出して皆で答えていく形式で楽しまれたとのこと。
2月8日、バスハイク(宗像道の駅、鎮國寺詣り等予定)。
3月7日、「ウェルとばた」で定例会。年度の振り返りと次年度についての話し合い。
② プラザからの情報提供
視覚障害者団体主催の視覚障害者が受講しやすい講座「視覚障がい者生活教室」、西部障害者福祉会館や東部障害者福祉会館で行われるイベントの紹介を行いました。
また、1月28日開催のコムシティで行われる完全予約制ミニ福祉機器展、1月21日に山口県周南市で開催の「ロービジョンフォーラムin周南2024」の紹介を行いました。

その後、日本点字図書館でも販売されている「体操ブーブー」(豚のマスコット人形で鼻を押すとラジオ体操第1が流れる、税込み1,830円)を利用して体操を行いました。
休憩を挟み今月のメインテーマ。
まず始めに、視覚障がい者の歩行について、白杖の種類と各部の説明、白杖の色々な利用方法、4つの条件等の説明をプラザの歩行訓練士より改めて行いました。目指すは援助も受けつつ安全に歩行する単独歩行。
その後、用具の体験と懇話会を交替で行いました。
用具体験では、視覚障害者の悩みの1つ雨音を軽減してくれる晴雨兼用傘「サイレントアンブレラ」(税込み19,800円)と、日本点字図書館でも販売されているシンボルケーンの8連スライドケーン「ナビメイト」(7,800円(非課税))の紹介を行いました。
懇話会では、今後のつどいスケジュール等の情報提供方法(書面(墨字、点字)、メール、点字等)や緊急時の対応としてご意見をいただきました。
*「体操ブーブー」、「ナビメイト」はプラザでも展示しています。

2月のつどいは、14日の水曜日にコムシティで、15日の木曜日にアシスト21で13時から15時まで行います。内容は、避難訓練、防災関連の予定。
また、3月のつどいは、13日の水曜日にコムシティで、14日の木曜日にアシスト21で13時から15時まで行います。内容は年度の振り返り予定。
なお、参加は事前の予約が必要です。
つどいも含め、ご相談、ご質問等ありましたら、視覚障害者支援グループ担当までお気軽にご連絡ください。