2023年7月の視覚障害者のつどい(情報提供)

2023年7月の視覚障害者のつどい(懇話会 買い物どうしていますか)

皆様こんにちは。
視覚障害当事者相談員の中村です。
2023年7月のつどいを、19日は当事者14名、20日は22名、合計36名の当事者の方にご参加いただきました。

まずは自己紹介。お名前、お住いの区、19日は初参加者の方も数名おられましたので、見え方の状況、今月のトピックとして夏本番に近い気温になってきましたので夏バテ対策について皆さんに話していただきました。
水分補給、毎日同じ時間に起きる、トマトを栽培して食べている、エアコンを利用、野菜を食べる、涼しい敷布団を利用している、赤紫蘇ジュースと梅の甘露煮を作っている、日が落ちてからペットと1時間ぐらい歩いている、手足を冷やす、なんでも食べる、朝ご飯をしっかり食べる、冷たいものは取らない、熱いときは不要不急の外出をしない、焼肉とキムチ、規則正しい生活と体操、睡眠をしっかり取る…。皆さんそれぞれ夏バテ対策を取られているようでした。

つづいて情報提供。
①自助グループあいフレンズ北九州
7月13日、ウェルとばたで懇話会。新しい方も参加され、どんな生活を送っていますかという質問があったので、参加された皆さんの現状を話されたとのことでした。
9月7日、宗像道の駅へのバスハイク。
10月、ウェルとばたで懇話会。
11月、若松にミカン狩り予定。
12月、食事会予定。

②プラザからの情報提供として、イベントアラカルトより、視覚障害者生活教室、西部・東部障害者福祉会館の講座、点字図書館のオープンブレイルライブラリーの紹介を行いました。
また、8月20日開催の「子ども向け視覚障害者支援者研修会」の紹介を行いました。

③北九州の視覚障害者3団体共同イベントとして、11月26日に林田スマ氏講演会を予定されているとの情報提供を当事者の方よりいただきました。

続いて、休憩とストレッチの後は、メインの懇話会。
今回の懇話会では、「買い物どうしていますか」をテーマに、参加者の方々に、買い物の方法、支払い、工夫していることや困っていることなどを話していただきました。
日頃の買い物に、生協を利用されている、同行援護を利用されている、家族や知り合いに連れて行ってもらっているという方が多いようでした。ネットショッピングをされている方も以前より増えている印象です。
支払いに関しては、出る前に現在のお金を確認している、複数分けられる所がある財布を利用してお金を分けて入れている、コインホームというコインを分けていれるものを利用している、お札の区別で特定のお札を3つ・4つ折しているなど工夫をされているようでした。(5千円札を区別するのが難しいと思われている方が多いようでした。)
カードやスマホにチャージするなどを利用されている方も多かったです。

Fコープは、以前から視覚障害者団体との話し合いも行われており、登録すると声のカタログ(デイジー版)や無料での電話注文、個配の配達料割引なども利用できるそうです。
その他、各お店ごとに配達や案内の支援なども行われている等の補足説明を行いました。

8月のつどいも、23日の水曜日に西部障害者福祉会館で、24日はアシスト21で13時から15時まで行います。
メインテーマは、昨年も行って好評だった魚釣りを予定しています。

なお、参加は事前の予約が必要です。
つどいも含め、ご相談、ご質問等ありましたら、視覚障害者支援グループ担当までお気軽にご連絡ください。