皆様こんにちは。視覚障害当事者相談員の中村忠能です。
緊急事態宣言発令中ではありますが、今月も感染予防対策を徹底した上で実施会場を分散した視覚障害者のつどいを行いました。
18日(月)は東部障害者福祉会館(戸畑区)で 3名
19日(火)はアシスト21(小倉北区)で10名
21日(木)はアシスト21(小倉北区)で11名
22日(金)は西部障害者福祉会館(八幡西区)で 4名
合わせて28名にご参加いただきました。
自己紹介コーナーでは、今年の1月17日で阪神淡路大震災から26年を迎えたことにちなんで、皆さんが行っている災害への備えについて話をして頂きました。以下、皆さんの意見です。
何かあったら近所の人に声をかけてもらえるようにしている。
避難行動要援護者登録をしている。
食品の備蓄、携帯ラジオやヘルメットの準備、モバイルバッテリーの充電等心がけている。
すぐに逃げられる準備をしている。
車に避難用のものを一式準備している。
非常持ち出し袋を準備している。
等々。その一方で全く備えていないという方もいました。災害は忘れた頃にやってきますよ。今日から備えましょう!
情報提供コーナーでお知らせした内容は以下のとおりです。詳しい内容を知りたい方は視覚障害者支援グループまでご連絡ください。
①あいフレンズ北九州 今後の予定 (※つどいに参加している方が中心メンバーの自助グループ) ・2月のバスハイクは中止 ・3月11日 東部障害者福祉会館で話し合い(4月以後の予定を決める) |
②北九州市内で実施されるイベントなど ・2月14日 視覚障害者生活教室「げんき塾 医療講座と運動教室」 ・2月21日 西部障害者福祉会館主催の講座 楽しく防災in春の交流会 ・3月7日 令和2年度第2回「完全予約制・福祉機器ミニ展示会」のお知らせ ・新しいサークル紹介(永吉ギタークラブ) |
後半は災害への備えを一緒に考える時間です。東部会館と西部会館のつどいでは避難訓練を行いました。
また日本ロービジョン学会が作成した「災害が起きたときのこと考えていますか?」という資料をもとに、大災害が発生する前に備えておきたい7つのポイントを紹介しました。
1 一緒に逃げてくれる人を探してお願いしておきましょう
2 避難行動要援護者として登録しましょう
3 避難所、避難ルートを確認しましょう
4 災害用伝言ダイヤル171を知っておきましょう
5 見えにくい方用の非常持ち出し品をリストアップしましょう
6 自宅の耐震化や必需品の準備・備蓄を行いましょう
7 早めの避難を心がけましょう
このパンフレットは以下のURLからダウンロードできます。ご活用ください。
https://www.jslrr.org/wp-content/uploads/2015/09/2016sonae-a4-v2.pdf
さて、2月のつどいは15日(月)に東部障害者福祉会館、16日(火)と18日(木)にアシスト21、19日(金)に西部障害者福祉会館で13時から14時に行います。
事前予約制で実施します。参加できる人数に限りがありますので、ご興味のある方はお早めに視覚障害者支援グループまでご連絡ください。