2020年7月の視覚障害者のつどい報告

皆様こんにちは。視覚障害当事者相談員の中村 忠能です。

新型コロナの影響により中止していた視覚障害者のつどいですが、2020年度初のつどいを7月13日に東部障害者福祉会館で行い6名の方にご参加頂きました。初めに体温測定や手の消毒を行って頂き座席の間を2メートル離す、実施時間を短縮するなど、感染防止対策を行いました。

7月のつどいの様子

7月のつどいの様子(7月17日 西部障害者福祉会館実施分)

 

なおしばらくの間は新型コロナ対応のため例年と異なり、毎月第3木曜日の週に場所や小グループに分かれて開催します。月曜日は東部障害者福祉会館(ウェルとばた)、火曜日と木曜日はアシスト21の3階、金曜日は西部障害者福祉会館(コムシティ)で13時から14時に、それぞれ5人以下の2グループに分かれて行います。

今月の内容は、参加者自己紹介、つどい再開までの経緯説明、情報提供、体操、今月のトピック「コロナ自粛中の生活や工夫」です。

情報提供コーナーでお知らせした内容は以下のとおりです。
詳しい内容を知りたい方は視覚障害者支援グループまでご連絡ください。

①あいフレンズ北九州 活動報告と今後の予定
(※つどいに参加している方が中心メンバーの自助グループ)

 ・8月はお休み
 ・9月3日 ウェルとばたで定例会
 ・10月  バスハイク(道の駅むなかた)
 ・11月  バスハイク(下関市でミカン狩り)

②プラザ視覚障害者支援グループより

 ・医療従事者と支援スタッフのためのサポートガイド
  「視覚に障がいのある方が新型コロナウイルスに感染し入院したら」配布
 ・第46回全国視覚障害者文芸大会に応募しませんか
 ・北九州市がストラップ型のヘルプマークを郵送配布中
 ・自然災害に備えましょう(非常持ち出し袋と日頃からの備え)
 ・新型コロナウイルス流行期の健康づくりのポイント

今月のトピックとして皆さんのコロナ自粛中の生活や工夫をお聞きした所、次のような意見が出ました。

「同行援護を利用した買い物は行っていた」
「一部分散で行うことになったが、デイケアにも行くことができ運動ができた」
「自粛中は利用している作業所が在宅での作業となった。今は落ち着いて作業所に行けるようになったが、昼ご飯をずらす等のコロナ対応のため寂しく感じる部分がある。買い物は自宅の近くに行くことができた」
「コロナ自粛以前から同行援護事業所の利用制限があり、市営バスの本数も減り大変」

さまざまな生活の変化があったようです。

さて8月のつどいは17日(月)に東部障害者福祉会館、18日(火)と20日(木)にアシスト21の3階、21日(金)は西部障害者福祉会館で、13時から14時に行います。メインイベントはクイズ大会を予定しています。

8月のつどいも今月同様に予約制で実施します。参加できる人数に限りがありますので、ご興味のある方はお早めに視覚障害者支援グループまでご連絡ください。

 

 

【視覚障害者のつどいや支援についての問い合わせ先】
  福祉用具プラザ北九州 TEL 093-522-8721 視覚障害者支援グループまで