目が見えない・見えにくい方をサポートするご家族やスタッフのための視覚障害者支援セミナー 開催 報告

皆様こんにちは。視覚障害当事者相談員の中村 忠能です。

2019年10月27日に「目が見えない・見えにくい方をサポートするご家族やスタッフのための視覚障害者 支援セミナー ~支援のコツを知ってあなたも視覚障害者も日常を快適に~」を開催しました。講師は プラザの歩行訓練士の三浦さんと私です。

このセミナーは視覚障害者を支援する方たちを主な対象として募集していましたが、参加者14名のうち 4名はご自身が視覚障害のある方たちでした。またご家族と一緒に参加した方もおり、今日のセミナー への参加が家庭円満へのヒントになることを願ってやみません。

セミナーは以下の5部構成で実施しました。

第1部 視覚障害について知ろう!
第2部 視覚障害者の悩みとストレス
第3部 視覚障害者は世界をこんな風に見ている ~見え方体験~
第4部 コツを知って快適な生活を♪ ~支援の方法~
第5部 利用できるサービスや道具を知ろう ~私の生活から~

座学だけではなくたくさん体験もしていただきました。中でも一番盛り上がったのはアイマスクを着けた状態での食事体験&食事説明でした。これはペアになって行い、一人がアイマスクを着け、もう一人はその方にお弁当の説明をして実際に食べる体験です。

アイマスクをした食事体験の様子

アイマスクをした食事体験の様子

 

アイマスクを着けて食事をした方からは「箸で掴んでいる量が分からない」「姿勢よく食べるのが難しい」等の感想が聞かれました。そうなんです、思ったようにできませんよね。一方、パートナーから「お弁当の内容がよく分かった」と褒められてうれしかったという方も。よかったですね!一緒に美味しく食事をとるコツがつかめたでしょうか。

支援する側もされる側もストレスを溜めないように、どうしたらお互いがやりやすいか、より安全な方法で安心できるか、活き活きと生活できるか等を話し合いながら、自分たちだけで抱え込まず、福祉サービスを活用して、ゆっくりじっくりサポートしていただけるとうれしいです。

「自立」とは自分で全てできるようになることではなく、色々な支援を受けながら、やりたいことをやって活き活きと生活していくことだと思っています。